2017年 秋華賞 枠順発表と土曜オッズ、過去データと有力馬紹介
＊昨年の勝馬 ヴィブロス(福永)
１０／１５ (日) 京都１１Ｒ
秋のGⅠシリーズ第２段 牝馬３冠最終戦
第２２回 ＧⅠ「秋華賞 」枠順発表です！
＊過去10年間のデータに誤りが有りました。訂正済みです。申し訳ございません。
オッズ
（14日15時)
枠／馬番
1⃣ 1 アエロリット(横山典) 5.5
1⃣ 2 ラビットラン(和田) 8.2
2⃣ 3 ブラックオニキス(大野) 137.0
2⃣ 4 モズカッチャン(M.デムーロ) 9.5
3⃣ 5 ブラックスビーチ(川田) 119.8
3⃣ 6 メイショウオワラ(松若) 67.3
4⃣ 7 リスグラシュー(武 豊) 3.1
4⃣ 8 カワキタエンカ(北村 友) 23.7
5⃣ 9 ハローユニコーン(田辺) 155.5
5⃣ 10 タガノヴェローナ(幸) 145.6
6⃣ 11 ミリッサ(福永) 17.7
6⃣ 12 レーヌミノル(池添) 27.2
7⃣ 13 リカビトス(浜中) 30.6
7⃣ 14 ディアドラ(Ｃ.ルメール) 8.7
7⃣ 15 ヴゼットジョリー(菱田) 168.9
8⃣ 16 ファンディーナ(岩田) 7.7
8⃣ 17 ポールヴァンドル(三浦) 24.7
8⃣ 18 カリビアンゴールド(田中 勝) 42.4
＊１４日７時に実際のオッズに変更しました。
レース情報(JRA) - netkeiba.com | オッズ
＊馬券を購入される際は、必ず主催者のHP
をご確認下さい。
思い出の勝馬 スイープトウショウ
父:エンドスウィープ
母:タバサトウショウ(ダンシングブレーブ)
通算成績 :２４戦８勝
主な勝鞍: 宝塚記念、エリザベス女王杯、
秋華賞
＊２００４年秋華賞 勝利時
強靭な末脚が武器だったスイープトウショ
ウ。しかし、後方からレースを進めるので展
開頼みの面があり、それまでのGⅠレースでは
尽く期待を裏切り続けていた。ＪＦ５着、桜
花賞５着、オークス２着。
捲土重来、初戴冠となったのがこの秋華賞だ
った。
この馬のハイライトは成績としては３９年振
りの牝馬制覇となった宝塚記念なのだが、オ
ークスでは不安視されていた距離を克服し２
着、エリザベス女王杯での強烈な後方一気、
長期休養明け２戦目で出走した安田記念で２
着に入るなど人によって記憶に残るレースが
異なる。
それだけ沢山のレースで印象を強く残したと
いう事。
いつも「このレースではどの位の末脚を使っ
てくるか」とワクワクさせてくれてありがと
うと言いたい。
過去１０年間の主なデータ
人気データ
・１番人気(３．１．３．３）
・２番人気(３．２．１．４）
・３番人気(３．１．０．６）
→１番人気は複勝率７０％、連対率４０%
前走データ
・重賞
ローズS組（７．８．４．５８）
クイーンS組（１．０．１．５）
＊2011年アヴェンチュラが勝利（当時は中８
週）
紫苑S組（２．１．０．４２）
＊昨年からＯＰ→ＧⅢに格上げ
＊2014年ショウナンパンドラ、昨年のヴィブ
ロス勝利→近年結果を出し始めた
・条件戦(０．１．２．２３）
→勝馬は上記３重賞をステップにした馬のみ
(紫苑Ｓは重賞扱いしてます)
脚質データ
・逃げ(０.１.１.９)
・先行(２.４.１.２８)
・差し(８.３.７.６４)
・追い込み(０.２.１.４７)
・捲り(０.０.０.１）
→差し馬が勝率８０％
枠順データ
・１枠(0.4.1.15)
・２枠(2.1.2.15)
・３枠(2.0.2.16)
・４枠(1.0.0.19)→＊修正しました。
・５枠(0.2.0.18)
・６枠(1.1.2.16)
・７枠(3.0.2.24)
・８枠(2.2.1.25)
→内枠か外枠が有利
＊４枠は昨年勝利してました。
訂正いたします。
有力馬紹介
アエロリット
クロフネ産駒。
NHKマイルＣ勝ち馬。前走のクイーンＳは
＋１８kgでハイラップを刻みながらも、古馬
相手に0.4秒差の楽勝。勝ち切れなかった時
期が嘘のような充実ぶり。
これまでは先行、差しの競馬だったが意表を
突く逃げでの勝利と言う事で、改めて操作性
の高さを証明した。前哨戦を使っていない点
と(中１０週)、クロフネ産駒は2,000mの距離
実績が無いのが気掛かり。
極端な瞬発力勝負は避けて、持続力勝負に持
ち込みたいところ。
リスグラシュー
ハーツクライ産駒。
飛びが非常に綺麗な馬で、キャリア全てのレ
ースで掲示板内に入る堅実派。G1では阪神
ＪＦと桜花賞で２着、オークス５着。実績は
十分だが、出遅れ癖があるのと馬体の成長が
ないのが気になるところ。
先行しても差しても馬券内に突入してくる
馬。前走は後方から伸び負けして３着だった
が、そこはあくまでトライアル仕様。むしろ
春の実績馬がローズＳでも好走となれば、デ
ータ的に文句はない。
今回も同じく差しに回れば、舞台としても勝
機十分。馬体も仕上がっているとの事でチャ
ンスは大きい。
ディアドラ
ハービンジャー産駒。
HTB賞を制した夏の上がり馬で、紫苑Ｓ勝ち
馬。着差は僅かで辛勝ではあったが、かなり
外側を回ってのものだっただけに、負かした
相手とは力差があったと見る事が出来る。
直線手前で捲り気味に上がっていくスタイル
が基本なので、展開には若干左右されそう。
前々走でマイナス12ｋｇと減らしていた分を
前走で戻した。状態が良くて、今回は稽古を
積んでも馬体を増やして出てきそうとの事。
ルメールの自信は「中」だそう。「ＧⅠレベ
ルを勝てそう」とも。
ファンディーナ
ディープインパクト産駒。
５００ｋｇ超えの大型馬。圧巻のレース振り
で条件戦、フラワーＣ迄を勝ち、その内容が
評価され皐月賞は１番人気に支持される。
結果は７着。揉まれる競馬が始めてで、相手
も牡馬でキツかったか。
前走のローズＳも期待されたが重め残り(＋
２２ｋg)で大敗(６着)。仕上げ不足が露呈し
た。１週前の追い切りでも良化がスローなよ
うで不安材料。どこまで仕上がるかが焦点
か。ただ、スロー専門と見る見方も。
ラビットラン
ダート種牡馬とみられているタピット産駒。
最重要ステップのローズＳ勝ち馬。
しかし、このレースは逃げたカワキタエンカ
以外の先行した馬が全滅。ハイペースがハマ
った印象は拭えない。
後方一気のスタイルなので、過去の傾向から
は狙いにくい。この舞台では展開の助けと運
が必要かもしれない 。
私の予想(現時点)
◎ 7.リスグラシュー
◯ 11.ミリッサ
▲ 1.アエロリット
△ 14.ディアドラ
△ 8.カワキタエンカ
オークス３着のアドマイヤミヤビの故障、引
退は残念だったが、フルゲートでかつ、多彩
なメンバーが揃って楽しみな一戦となった。
本命はリスグラシュー。
データからは死角なし。直線手前で置かれな
ければ久々の１着も十分にありそうだ。
データだけを重視すると、人気馬に印を回す
だけになってしまい配当は期待出来なくなる
ので、対抗はローズＳ組(４着)でも京都の平
坦な直線で伸びて来そうなミリッサとした。
アエロリットの実力は認めているが、１〜２
番人気濃厚でクロフネ産駒。今回は遠慮して
もらえるかもという感じ。圧勝されてもおか
しくは無い。
先手の奪い合いが激しくならなければ、カワ
キタエンカの頭まであり得るかも。この馬は
重馬場もこなすディープ産駒。テン乗りだ
が。
牝馬同士の戦いで、まだ金曜日。
オッズも予想オッズから変動する。前売りで
の爆買いも気になるし。フルゲートで紛れも
有るかも知れないし。
もうちょっと天候や馬場状態の情報を得た
り、パドックで馬体の増減や気配を見てから
判断した方が良いと思われる。
ファンディーナの取捨なども含めて、慎重に
結論を出したい。
＊リスグラシューが４枠(過去１０年間で馬券内は昨年の１頭のみ)で難しいかも。
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