ラップミュージシャン 「Nas」(ナズ)
Long Island
1994年発表ファーストアルバム「Illmatic」は全米で約165万枚の売上。音楽雑誌「The Source」誌で5本マイクの最高評価を得る。
「ヒップホップ・クラシック」で、現在も輝き続ける不朽の名盤。
(売上枚数では、1999年発表セカンドアルバム「It was writen」が全米で約531万枚で最高売上(よりマスを意識した作り)。しかし、内容は当時の2pacにディスられる。NAS 本人もその後失敗作だったと認めている。
活動期1991年〜現在
14歳(8年生)でドロップアウトし、ストリートでの生活に身をおく。死と隣り合わせの環境の中、そこでの様々な経験などを題材に透徹したリリックとライム、洗練されたフロウを磨き、当時アンダーグラウンドで絶大な人気を集めていたメイン・ソース(Main Source、ラージプロフェッサー所属)のアルバムにNasty Nas名義でフィーチャーされることになる。
MCサーチ(MC Serch)のプロデューによるZeebrahead”サウンドトラックで初のソロ曲となる”Halftime”を披露する機会を得る。この曲でさらにその才能を見せ付けた若者に、NY中のトラックメイカーたちが彼との制作を望むという状況に。
*DJ Premier(左)とNas
満を持して制作されたデビューアルバム”Illmatic”に参加したプロデューサーはDJプレミア(DJ Premier)を筆頭にピート・ロック(Pete Rock)、Qティップ(Q-Tip)、ラージ・プロフェッサー(Large Professor)など、時代を超えて支持されるサウンドの作り手たち。シーンから熱狂的に迎えられ、そのサウンドは以降のHIPHOPに大きな影響を与えてきた。
おすすめを3曲。
「N.Y. state of mind」〜DJ Premierプロデュース。アリシアキーズも後にカヴァー。
「The world is yours」〜Pete.Rockプロデュース作。個人的にはNasの中で最も好きな曲。
「Half time」〜デビュー曲。重低音響くフロア向け。DJ Premierプロデュース作。
リリース当時中学生だった筆者に熱狂をもたらしてくれたこのアルバム。現在の若い世代に人たちにも是非知ってもらいたい。
こんなカッコイイ男になりたかったよー(泣
You know say big Nas!!!!!